
お守り水晶のキャップなどにちょっとアクセントをつけています。
最近レジンが簡単にでき、とてもカラフルなものを作ることが出来ます。
しかし、レジンにも欠点があり、傷がつきやすい事。
それはそれで用途に合えばいいのですが、
お守りの場合、身に着けている期間が長いので、
できるだけ傷がつきにくく、
安定した紋がいいと考え、私は七宝を施しています。
と言ってもまだ数回ですが。
七宝は800度以上の高温での作業になるので、
シルバー950などでは含まれる銅が酸化して黒くなってしまいます。
なので、純銀での作成。
水晶の作品が純銀なのはそのつもりだったからです。
もっと七宝を施すつもりだったのですが、
なかなか一筋縄ではいかない部分もあります。
熱を加える前と後で色が変わるものがあるのです。
上の写真は熱を加える前。
この写真は熱を加えた後です。

ピンクがオレンジに。
空色も少し暗くなりました。
この結果は分かっていたものでいいのですが、
試験しないとイメージと違うことに。
一度施すと取るのが大変です。
作り直す方が楽かも(^_^;)
800度ぐらいの温度では、純銀は収縮しないので助かります。
その代わり、溶かすのに990度必要でこれもなかなかです。
この作品たちはこれから仕上げに入ります。
それがうまくいくといいのですが、
結果はまた報告します。