今、拡大が懸念されている武漢肺炎ですが、

そのウイルスはもうあなたの隣にいるかもしれません。


というのも、昨夜娘が仕事から帰ってきたのですが、

居間に入らない。

どうしたのかと聞けば、

濃厚接触者になったかもしれない、と。

もし、本当にそうなれば自宅待機となり、

事業所は消毒のため休業、

それで済めばいいけれど、自分や家族、ばあちゃん(88歳)にうったら大変だと。


どうしてそうなったのかと聞けば、

同僚が昨日から発熱が続いていたのに隠して出社していて、

今日の午後熱が下がらずたまらず退社。

上司が電話で確認すると実は先日飲み会に参加していたと。

発熱があったけれど、自分に限って新型コロナウイルスにかかることはないと思い出社したと。


今日、病院に行き、発熱は扁桃腺の腫れのもので、熱も下がっていると。

新型コロナの可能性は低くなったのですが、

本当に陰性と決まったわけではないので、

その人は自宅待機状態。

娘は今日と明日は有給消化のため休みだったので、

一応部屋で自宅隔離状態。


今回は何とか感染は免れたようですが(まだ最終結果は出ていないが)、

もし感染していたら、

娘だけではなく、我々も自主的に自宅待機しなければならなくなったと。

ばあさんに感染しなければまだ救われますが、

最悪の場合が起これば、その同僚は加害者として民事で損害賠償を問われることもあり得ますよ。


飲み会に出席したのは百歩譲って仕方がないとして、

そこで感染しても自業自得ですが、

発熱を”隠して”出社した、これは救われない。

あり得ない行動です。

発熱があった段階で上司に連絡し、自宅待機でしょう。

何もなければそれでいいだけなので。


長々と書きましたが、

武漢肺炎は発熱が目安の第一段階ですので、

それが出た時には心当たりがあろうがなかろうがまず相談しなければなりません。

違えばそれでいいし、治るまで自宅療養でいいですし、

感染していたのならほかの人に感染を広げることを阻止できたと考えるべきでしょう。


そこを甘く見ると本当に加害者になってしまいますよ。


今、世界中が感染拡大阻止で動いているのですからそれに逆行することは、

批判されても仕方がないです。

テレビで弁護士が「感染された方が悪いのではなく、新型コロナウイルスが悪い」

と言っていました。

そうです。

知らずに感染しますし、知らずに感染を広げてしまう、

それは仕方のないことで新型コロナウイルスが悪いのですが、

武漢肺炎の徴候が出ているのに、勝手な独断的な判断で行動した場合は非難されるでしょう。


今は慎重すぎるぐらいがちょうどいいと思いますし、

自分が予防に努力してもすぐ横に感染の悪魔が立っていると心すべきでしょう。

本当に今回は衝撃でした。

少しでもお役に立てばと思い書きました。

一日も早くこんなことが笑い話になることを願います。
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(Yahoo!検索画像からお借りしました)